許可は取っておりません。

苦情は受け付けます。
問題があるなら、言って下さい。えぇ。


土砂降りの夜。
新星帝都大学の某教室。
倒れる人。
そして、それを見下ろしながら、にやりと笑う人影。
手には血のついたナイフ。
「ちっ・・・」
人影のほうが人の懐を漁る。
何かを探すような手つき。
そして、動きが止まる。
目的のものを見つけたわけではない。
人影が後ろを振り返ると、小さな足音が遠ざかっていくのが聞こえる。
(見られたか。やばいな・・・)
すぐにいくつもの足音が近づいてくる。
人影は小さく舌打ちをすると、音も無くその場を立ち去った。


キャスト1:梨花・Sの知り合い(シナリオコネ:梨花・S)
「だーかーらー! 人殺しだよ、人殺しっ!!」
新星帝都大学に緊急の用事だからと呼び出されてみたら、梨花はいきなりそうまくし立てた。
思えば、この子がここで助手として働き始めてから、何度こうやって呼び出されただろう。
昔はもっと素直な可愛い子だったのだが・・・
あの頃とはもう口調もすっかりかわっちゃって、目つきもだいぶ淀んで、それに輪をかけたように世間に毒されちゃって・・・
「・・・・・・今、何か考えなかったか」
梨花がにらんでいる。
・・・まぁ、いい。その場を適当にごまかすと、私は依頼の話を具体的に持ち出すように話しかけた。
「それなんだが・・・だから、殺人事件があったのだ・・・・・・」


キャスト2:新星帝都大学生徒(シナリオコネ:吉野 さくら)
先輩の松さんが先日、大学の講堂で殺人事件にあった。
現場の目撃者はいない・・・はずだ。
あんなにいい人だったのに。
「・・・・・・ほんと、やるせないよね」
友人の吉野が言ってくる。
確かにその通りだ。
「犯人が捕まえられれば・・・無力っていやだよね」
犯人か・・・。
学園内ならまだしも、NOVAより外など、考えたこともない。
ましてや、この世の中。こんなことは日常茶飯事だ。
だけど・・・
「力があれば・・・」
・・・私には力がある。もしかしたら、犯人を捕まえられるかもしれない。
そう思うがいなや、私は動き出していた。そう、犯人を捕まえるために。


キャスト3:フリーランスのカタナ(コネ:ヤスキ)
「・・・どう思う?」
火星帰りの男が持ってきた情報。
それは、私を動かすには十分な情報だった。
どうやら、恩師が殺されたらしい。
「やっぱり、あんたの関係の人だったか。まぁ、情報量はまけとくよ」
それだけ言うと火星帰りの男は颯爽と駆け抜けていく。
手にした情報をもう一度見る。
恩師の家はあらされ、見るも無残な状況らしい。
それは恩師の殺され方にもいえる。
捜査にあたった人物の証言からすると、一家は行方不明。
部屋も荒らされていたことから、押し入り強盗じゃないかと思われるとのこと。
馬鹿な。あの恩師が強盗ごときにやられるわけがない。
資料をめくる。
そして目についた一枚の現場の写真。
・・・・・・あの妖刀が、無くなっている?


キャスト4:
(本人の許可をとってないので、やっぱり削除)


―――何を唐突に。
いや、だいぶ前にぱにぽに読んでたときに思いついたネタ?
―――最後のキャスト4は?
えーと。
・・・本人の許可をとってないので、削除。
さすがに人様のキャストをいきなり行方不明宣言くらわすのはどうかと思って。
―――馬鹿だろ、あんた。